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ブログ:海であそぼう! 海で考えよう!

10月になりました。

最高気温が30度に近い日が続いていましたが、急に肌寒くなってきました。

寒暖差が大きく体調の崩しやすい時期になってきましたのでお気を付けください。

先日上記ポスターのイベントに参加しました。

SDGsの17の目標の一つに海の豊かさを守ろうがあります。

この目標は持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用することになります。

私たちも海岸清掃を行うことでこの目標少しでも貢献しようと考えイベントに参加させてもらいました。

◎スポーツごみ拾い

砂浜で海岸清掃をすると早歩きと同じくらいの負荷になり、この「楽でもなく、きつくもない」ほど良い負荷はこころと身体の健康維持に最適だそうです。

スポーツごみ拾いとは環境保全に貢献もできたうえに、適度に身体にかかる負荷からスポーツ的な達成感を得ることができるということでした。

実際にゴミを拾い出すと、壊れたブイやちぎれたロープ、ペットボトル、洗剤の容器などが多数ありました。

そのほかにも食器の破片やはさみ、グラインダーの刃まであり一時間弱でこれくらいの量のごみを拾うことができました。

海岸に漂着しているごみと聞くと大陸の方から海流に乗って日本に漂着しているもののイメージでしたが、地元の漁師さんに話によると風の影響で季節的に変動はあるが漂着ごみの約8割が日本国内の川から流れ出たごみが漂着したものと聞き驚きました。

◎モルック体験

モルックはフィンランドの伝統的なゲームを元に考えられたアウトドアスポーツで、スキットルという棒を地面にならべて、モルック棒を投げて倒して50点にするという簡単なもので老若男女問わず行えます。

木の棒投げるだけなので力はそれほど必要としませんが一本だけを狙うのが難しく、50点ちょうどにするための倒し方の流れなどを考えだしたら奥が深そうな楽しい競技だと思いました。

◎ミニ地引網

1回目はサヨリなどが入りそこそこ大漁でしたが、漁師さんの奮闘むなしくその後は残念な結果となりました。

◎バーベキュー

地引網の後は漁師さん作った干物でバーベキューをしました。

炭火で上手に焼かれた上に塩加減もちょうどよくふっくらとした身でとてもおいしかったです。

地引網でとれたサヨリもすぐに刺身にしてもらいおいしくいただきました。

漁師さんから見た海の現状について説明していただきました。

年々かほく市の海でも魚が取れなくなってきたが今年は特に少なく、これは地球温暖化により海水温が上昇してしまったため魚の生息域がかわってしまったことによるそうです。

地球温暖化や海水温上昇は海外やテレビの向こう側の話ではなくもう自分たちの生活に関わるところまで来ていることを知ってほしいとおっしゃっていたのが強く印象に残りました。

まずは身近ですぐにできる省エネやごみ排出量の減らし環境負荷を下げる事を意識していきたいと思います。

今回このイベントに参加して健康と環境問題について考える機会を得て有意義な時間を過ごすことができました。